清水の歴史
[2014年9月4日]
清水の地名の由来については「姫が井の泉」の昔話があります。
白石山の西のふもとに大昔から清らかな水が湧き出る泉があります。
延喜の帝(醍醐天皇)のころ、この白石山の深い淵から龍宮の乙姫様が出てきて、毎日この清水でご飯を炊いたり、洗濯をしたりしたのでいつとはなしにこの泉を
「姫が井」
と言う様になったそうな。
そのころ、菅原道真公(すがわらのみちざねこう)が谷汲山へお参りになって、毎日、お経を書いておられた時、この白石山の淵に住んでいた乙姫様が毎朝早く、この清水をくんで谷汲山まで運び、「閼迦の水」(あかのみず)として道真公にさし上げたそうです。
しかし、不思議なことに、だれ一人としてこの乙姫様を見たものもなく、ただ、道真公の目にだけ見えたということです。
そのころ、乙姫様が次のような歌をよまれたと伝えられています。
このころは汲みては知らん山の井の
浅さ深さを 人の心に
この「姫が井」のそばを通って、谷汲山へおまいりする巡礼は、必ずこの清水を飲んでいきました。この水は、不思議な薬効があり、腹痛・頭痛・眼病・らい病など、どんな病気にもよく効くということで巡礼の人たちは竹筒にこの水をくんで持ち帰るのがならわしでした。
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