平成22年8月22日(日)午前7時30分に東海地震が発生したことを想定して、町内全域で防災訓練を実施しました。
清水地区では被害が甚大であるとの想定で避難勧告を発令し、住民の皆さんは地区の一次避難所から清水小学校へと二次避難をしました。
主会場の清水小学校では、関係機関の協力を得て各種の防災訓練をおこないました。
二次避難所である清水小学校へ避難する住民の皆さん。
パトロール中の消防団が、倒壊した家屋に逃げ遅れた人がいることを発見。清水分団により救出され、応急救護所へ搬送されました。
地震で倒壊した家屋に逃げ遅れた人が閉じ込められていないか検索する、災害救助犬による救助訓練です。
倒壊家屋の中に人がいることを感じとった災害救助犬は、「ワンッ」と吠えて救助隊に知らせました。
県の防災ヘリコプターも飛来しました。上空偵察により、清水小学校屋上に救助を求めている人を発見、救出し病院へ搬送する訓練です。
地震発生による交通事故で車内に人が閉じ込められたとの想定で、揖斐郡消防組合の救助工作車が出動し、救助機材を使って負傷者を救出しました。
訓練の様子は、住民の皆さんにも間近でご覧いただきました。
大変暑い中での訓練でしたが、町内各地で9,000人を越える方々が防災訓練に参加されました。
災害はいつ起こるかわかりません。この機会にあらためて災害に対する備えを見直しましょう。
揖斐川町総務部総務課
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