選手団の来町(近鉄揖斐駅)
いよいよ大会も近づいてくると、各県の選手団が続々と来町します。写真は、近鉄揖斐駅に降り立った選手団です。
近鉄揖斐駅における国体案内所
当時は、ほとんどが電車での来町であり、近鉄揖斐駅をはじめ名鉄本揖斐駅や谷汲駅・黒野駅にも、案内所を設置して、婦人会の湯茶の接待などでおもてなしをしました。
選手団の送迎車両
選手団が駅から会場や宿に移動するための自家用車が並んでいます。フロントには、国旗と大会旗が飾られています。
婦人会の見送り
婦人会の皆さんから「頑張ってください」と声援を受けて、選手が会場や宿へと向かうところです。
谷汲の山門
郡内の観光地も、国体ムードに包まれました。谷汲の山門も国体マークで飾られています。写真には写っていませんが、向かって左側に案内所が設置されていました。
前夜祭
大会前日の10月24日の夜には、揖斐高等学校校庭において前夜祭が行なわれました。
前夜祭
式典の後、アトラクションが行なわれ、中央に炊かれた営火の周りで婦人会の総踊りや白樫踊りなどが演じられました。最後は、お祝いの花火が打ち上げられ、華やかに国体の幕が開きました。
監督会議
前夜祭が行われる一方、この夜には、大会役員と各県の選手団の監督が集まり、「監督会議」が行なわれ、競技についての最終確認が話し合われました。
フェンシング競技会開会式
明けて10月25日、いよいよ5日間のフェンシング競技の始まりです。
フェンシング競技会開会式
各県の選手団が一同に集まり、カラフルで華やかな開会式が行われました。
熱戦の模様
連日熱戦が繰り広げられ、特に岐阜県の選手の頑張りには目を見張るものがありました。
一般観覧者のみなさん
大会には、多くの町民や学校の児童・生徒も観戦して、岐阜県の選手はもちろん、全ての選手に声援を送っていました。
ほとんどの人がフェンシングの試合を観るのは始めてだったと思いますが、選手の情熱が伝わって、思い出に残る一日になったことでしょう。国体開催を契機に、揖斐高等学校のフェンシング部のレベルも高くなり、多くの優秀な選手が巣立ちました。
秩父宮妃殿下
期間中には秩父宮妃殿下もご観覧いただきました。
表彰式
フェンシング競技の大会成績は、岐阜県が一般男子のフルーレとサーブルで優勝、一般女子もフルーレで準優勝など、優秀な成績をあげました。
懸垂幕
また大分で会いましょうという懸垂幕とともに、5日間に渡った競技会は多くの感動を残して終了しました。
第20回岐阜国体は10月29日に閉会式が行なわれ、岐阜県は天皇杯と皇后杯ともに獲得することができました。
揖斐川町過去の行事等