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    2010 セントジョージ市との交流報告

    • 更新日:2014年6月30日
    • ID:1833

    2010 セントジョージ市との交流報告

    セントジョージ市との交流は今年で22回目を迎えました。

    セントジョージマラソン派遣団 平成22年9月29日~10月6日

    今年は派遣ランナー4名を含む14名がセントジョージ市へ派遣されました。

    派遣ランナー   2009いびがわマラソン成績優秀者

               総合男子 山本 泰明(やまもと やすあき) さん

               総合女子 中條 恵(ちゅうじょう めぐみ) さん

               町内男子 阿蘓 弘(あそ ひろし) さん

               町内女子 成瀬 純子(なるせ じゅんこ) さん

     

     

    セントジョージマラソンは10月2日に開催されました。

    今年は例年に比べて暖かく、ジリジリと太陽が照りつける中でのマラソンとなりましたが、セントジョージ市民からの温かい声援が後押しとなり、招待ランナー全員が見事完走!

    派遣団員全員がセントジョージ市での温かいおもてなしに感動し、再会を誓って帰国の途につきました。

     

     

    ■派遣団員から報告書が届きました!

    初めての海外マラソンやホームステイについて、派遣団員の方から報告をいただきました。派遣団員それぞれの思いが詰まった報告書の一部を原文そのままにご紹介します。

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    大会は好天に恵まれた。4選手と一緒に早朝5時に集合し、スタート地点に向かい6時45分のスタート。先回りして沿道で声援を送る。さらにゴール地点まで車をとばして選手の到着を待つ。7000人の選手が次々とゴールする。派遣選手は全員完走しました。歓び、驚き、悲しみ、悔しがり、涙する人々。この感動こそがマラソンの魅力なのだろう。国境を越えた人類が一つになるセントジョージマラソン、総市民ボランティア手づくりマラソンだった。(派遣団員 安田さん)

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    何といってもこの派遣ツアーの最大の魅力はホームステイです。話をする中で、家族皆それぞれが仕事でも趣味でも自分のやりたいことを実践し、周りの皆もそれを尊重している、そんな家族の絆を感じました。家族を大切にしつつ皆が人生を楽しんでいる様子は、私たち家族にとってたいへん魅力的な姿でした。(招待ランナー 山本さん)

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    今回は思うような調整ができなかったのですが、それでも不安はなくて、派遣団の皆さんやホストファミリーの皆さんから力をもらって、レース中は現地の雰囲気を楽しみながら走ることができました。また、ホームステイも初めてでしたが、ホストファミリーの方との別れが寂しくなりました。またの再会を約束して別れました。今回はこんな貴重な体験をさせていただきましてありがとうございました。(招待ランナー 中條さん)

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    マラソン当日、朝暗いうちからバスでスタート地点へ。明けきらぬ空の下、たくさんのたき火がたかれ、大きなスピーカーからアナウンスや音楽が流れ、スタートに向けてムードが高まってきます。徐々に明けてくるとともに朝陽が差してくると、眼前に雄大な自然が浮かび上がってきます。走っても走っても近づいてこないとてつもない広さです。思った以上に乾燥もしており、今回は暖かい大会になったのですが、汗をかいている気がしないのです。しかし、これだけの距離をこのスピードで走って汗をかかないわけはないと自覚して、エイドステーションでの水分補給を心がけました。(招待ランナー 阿蘓さん)

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    スタートはとても寒いと聞いていましたが、今年は半袖でも大丈夫なくらい暖かかったので安心していたら、なんと日が昇ると同時にジリジリと照りつける太陽で汗が瞬時に蒸発するくらいとても暑かったです。長い登り坂、長い下り坂で30キロ付近で足が悲鳴を上げ走れなくなってしまいました。そんな時、地元ランナーの人が声をかけてくれたり、肩をポンと叩いてくれたり、その励ましに力をもらい、ゆっくりでしたがなんとか前に進むことができました。セントジョージの人たちの温かさにとても感動しました。(招待ランナー 成瀬さん)

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    セントジョージ派遣団受け入れ 平成22年11月11日~11月16日

    11月にはセントジョージ市から、マラソン派遣団10名、中学生派遣団13名、総勢23名の皆さんが揖斐川町に派遣されました。

    いびがわマラソンでは、招待ランナー4名を含む6名がハーフマラソンに参加しました。

    招待選手

    エアロン・メトラー    (2010 セントジョージマラソン 総合男子1位)

    ペピ・ピーターソン    (2010 セントジョージマラソン マスターズ男子1位)

    ステファニー・タリー   (2010 セントジョージマラソン 総合女子1位)

    クリスティン・ケネディ  (2010 セントジョージマラソン マスターズ女子1位)

    派遣団の皆さんには滞在期間中、町内の家庭にホームステイをしていただき、マラソンの他にも観光やホストファミリーとの交流を楽しみました。

    今年も多くのホストファミリーの皆さん、中学生の皆さんが交流に参加しました。初めての経験に不安や緊張を抱いていた方も、派遣団が揖斐川町に到着してからは終始笑顔で交流を楽しみました。短い期間でしたが、日に日に交流の輪は深まり、帰国式では別れを惜しんで涙を流す場面もみられました。