アメリカ合衆国ユタ州セントジョージ市と揖斐川町との国際交流は、マラソン交流と中学生交流を通して、両国の文化や風土について理解し合い、お互いの友好関係を深めることを目的に実施され、今年で23回目を迎えました。
毎年10月に開催されるセントジョージマラソンへの派遣と、毎年11月に開催されるいびがわマラソンでの受入を行い、マラソンへの参加やホームステイをしながら交流を深めています。
2010いびがわマラソン成績優秀者4名を含む19名が、セントジョージ市へ派遣されました。
【 派遣ランナー 】
総合男子 片岡 哲朗(かたおか てつろう)さん
総合女子 風岡 さやか(かざおか さやか)さん
町内男子 西田 知弘(にしだ ともひろ)さん
町内女子 上田 智美(うえだ ともみ)さん
今年のセントジョージマラソンは、10月1日(土)に開催され、派遣ランナー4名が出場しました。 マラソンのスタート時間が早朝にも関わらず、会場には多くの応援者が集まっていました。また、沿道では、ランナーが通過すると、ハイタッチをして応援する子どもたちの姿が見られました。派遣ランナーはセントジョージ市民からの温かい声援もあり、全員が無事完走することができました。
マラソン会場では、東日本大震災の募金箱が設置され、復興を願う人たちから義援金が寄せられました。現地の方からは日本を心配する多くの声が聞かれ、心温まる気持ちと支援に感謝しました。
滞在期間中は、ホームステイをしながらマラソンへの参加のほか、市内を見学するなどして過ごし、現地の方と交流を深めました。
セントジョージ市の皆さんから温かいおもてなしに感動し、セントジョージマラソンの素晴らしい運営を学び、派遣団は帰国しました。
←7マイル地点の応援ポイントでは、早朝にもかかわらず多くの応援者が集まっていました。ランナーが通過すると、声を上げて声援をおくったり、ハイタッチをして応援する子どもたちの姿が見られ、温かい雰囲気が伝わってきました。
→総合男子1位の選手がゴールする様子です。セントジョージ市の市長と一緒に派遣団員もゴールテープを持ってランナーをお迎えすることができました。
←続々とゴールするランナーたちの様子です。ランナーもマラソンを楽しんでいるのが伝わってきました。ゴール会場にもたくさんの人が応援に駆けつけていて、大会を盛り上げていました。
→セントジョージ市の表彰式終了後、セントジョージマラソン成績優秀者4名(総合男女各1名、マスターズ男女各1名)に、いびがわマラソンに招待するプラカードが手渡されました。
セントジョージマラソンへの参加やホームステイについて、派遣団員から報告をいただきましたので、ご紹介します。
2011セントジョージマラソン成績優秀者4名を含むマラソン派遣団14名と、中学生派遣団15名の総勢29名の皆さんを、揖斐川町にお迎えしました。
【 招待ランナー 】
ベン・ヴァンビーカム(2011セントジョージマラソン 総合男子3位)
ロージー・リー (2011セントジョージマラソン 総合女子1位)
ペピ・ピーターソン (2011セントジョージマラソン マスターズ男子1位)
ジュリア・ホーランド (2011セントジョージマラソン マスターズ女子1位)
11月13日(日)に開催されたいびがわマラソンには、マラソン派遣団から招待選手4名を含む10名の方がランナーとして参加し、全員無事完走することができました。その他の派遣団も、ウォーキングに参加し、いびがわマラソンを楽しんでいる様子でした。
派遣団の皆さんは滞在期間中、町内の家庭にホームステイをしながら、マラソンへの参加のほか、観光するなどして、交流を深めました。ホストファミリーとして20世帯のご家族と、通訳として7名の皆さんに国際交流ボランティアとして活躍していただきました。
ボランティアの皆さんの温かいおもてなしにより、派遣団の皆さんは終始笑顔で過ごされ、帰国式には、別れを惜しんで涙を流す姿もみられました。
←マラソンのスタート前に行われた高石ともやさんのランニングミーティングにて、セントジョージ派遣団が紹介されました。
→ランナー以外の派遣団員は全員ウォーキングに参加し、いびがわマラソンを満喫しました。その後、ゴール会場に移動し、声援をおくりました。
←セントジョージマラソンでマスターズ男子1位のペピ・ピーターソンさんは、いびがわマラソンのハーフに出場し、総合男子11位、年代別(40代)では見事1位に輝かれました。
→セントジョージマラソン総合女子1位のロージー・リーさんは、いびがわマラソンのハーフに出場し、総合女子2位の成績をおさめられました。
揖斐川町教育委員会社会教育課
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