昨年夏に大量発生したマイマイガの対処方法として、成虫になると駆除が困難になりますので、卵や小さい幼虫の時期に駆除することが発生を防ぐ有効な手段となります。
卵は毛布をかぶせたように褐色の細毛で覆われているので、殺虫剤の効果は期待できません。壁を傷つけないようあまり硬くない、先が平らなものでこまめに剥がして卵塊(らんかい)を取り除いてください。
その際には、卵塊を覆っている鱗毛(りんもう)が舞い上がり、吸い込んだり、目に入ったりするので、マスクやゴーグルを着用してください。
また、卵からふ化した幼虫の駆除については、市販されている殺虫剤を使用することが効果的です。殺虫剤については、適用・対象害虫に「ガ」が含まれているものを使用してください。
幼虫については、毒毛があり直接触れるとかゆみや発疹がでますので、厚手のビニール手袋や火箸などを利用して捕獲してください。
成虫は水銀灯の照明や白っぽい外壁を好み産卵します。照明を誘虫性の低い光源(ナトリウム灯やLED灯など)に交換する方法も有ります。
処分方法は卵・幼虫・成虫いずれの場合も、燃えるごみとして処分してください。
左上 卵塊
左下 幼虫
右 幼虫2
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