2019年8月8日(木)、春日モリモリ村併設保健センター3階会議室にて、「令和元年度夏休み
特別教室親子で学ぼう薬草教室」を開催しました。
この教室は、春日地区に文化として根付く薬草を通して、薬草の効能や見分け方を学ぶとともに、
薬草の育つ環境を守るために、ごみを減らす事の大切さや環境意識を高める事を目的に開催した
もので、12組27名の親子の皆さんに参加していただきました。
薬剤師であり、揖斐川町議会議員である大久保為芳先生から、薬草の育つ春日の特性と、生息する
薬草について、パワーポイントを使って教えていただきました。
難しいお話しをわかりやすく解説。
次に、実際の薬草を手に説明をしてくださいました。
実はこの薬草、大久保先生が朝7時から春日モリモリ村薬草園にて、講義のために用意して下さったもの。
しおれないように保冷用発砲スチロールの箱に入れて、温度管理も。
どんな香りかな?
20種類以上もの薬草を手に、見て、触って、においを確かめて、光に透かしてみて、薬草っておもしろい!
薬草園の管理に携わっておられる小寺美佐子先生から、甘茶について、教えていただきました。
1枚1枚丁寧に。
なんと、春日モリモリ村薬草園にて、甘茶のもとを特別に採取。(通常は見学のみ)
これが甘茶のもととなる植物。
味見体験。
会議室に戻って、美佐子先生が前日に作って下さった、甘茶のテイスティングをさせてさせていただきました。
「あまい!」「花祭りで飲んだあの甘茶だ!」etc.・・・甘茶の味をイメージ。
続いて、甘茶作り体験をしました。
葉をきれいに洗って。
水を切って。
筋を取って。
細かくして。
両先生の講義は、とても楽しい講義でした。
・・・・・何が始まるのかと思いきや、講義後居残りして、大久保先生に特別に教えてもらっていた子もいてびっくり。
「トウキは何に効くの?」等、質問しながら、選んでいました。
大久保先生のお言葉の中に、「春日の薬草は、生えたいところに生える」
つまり、自生するのに適している環境のところに生える。という説明がありました。
これから未来も、春日の薬草が元気に成長する様、私たち一人ひとりが、地球温暖化の原因の一つと
される、ごみ焼却によるCO₂の発生を減らすために、焼却ごみを減らすことが大切だということを学び
ました。
普段気に掛けて実行している事があれば、□にチェックを入れて判定してみましょう。
□ 生ごみを捨てる時、「ぎゅっ」と水を切っている。
□ 生ごみを堆肥化して畑の肥料にしている。
□ ごはんは残さず食べる様にしている。
□ ごみは分別し、資源となる物はエコドームや、集団資源回収に出している。
□ 手元にある物を大切に使い、やたらと物を買わない様にしている。
地球温暖化を防ぐためには、便利で快適な暮らしだけを考えるのではなく、少しくらい不便だった
り、手間がかかっても、環境を守るための行動が必要。自分でできる事を実行しましょう。
チャレンジ「家庭可燃ごみ10%減量化作戦」
まずは、生ごみ減量!!
参加された皆さんからは、「薬草の事を初めて知りました。とても勉強になりました。もっと薬草の
事を知りたいと思います。」「薬草をいっぱい知れて良かったです。」「いろいろな薬草の名前を
知れて良かったです。更に薬草の名前とともに、どんな所に効くのかが知れて良かったです。」
「また来たい。」「ごみ減らさなきゃね。」等お子さんだけでなく、保護者の方からも大変ご好評を
いただきました。
たくさんのご参加ありがとうございました。
令和元年度夏休み特別教室 親子で学ぼう薬草教室
薬草を守るために、生ごみ減量!! 「日本の学問?!」これで君も生薬マスター を開催するに
あたり、大久保為芳先生、小寺美佐子先生、薬学部教授(企画構成確認・学生ボランティア
許可)にご指導ご鞭撻を賜りました。
多くの皆さんのお力添えをいただき、揖斐川町春日でしか体験することが出来ない、貴重な
講義となりました。
揖斐川町住民福祉部住民生活課
電話: 0585-22-2786
ファックス: 0585-22-4496
電話番号のかけ間違いにご注意ください!