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あしあと

    さざれ石公園

    • 更新日:2021年2月2日
    • ID:6085
    さざれ石公園 石碑
    さざれ石公園 川
    さざれ石公園 全体図
    さざれ石公園 木々

    岐阜県天然記念物

     国歌「君が代」に詠まれているさざれ石は、日本の七高山、伊吹山のふもとにあり、学名を石灰質角礫岩と言います。これは石灰石が長い年月の間に雨水で溶解され、そのとき生じた粘着力の強い乳状液(鍾乳石と同質)が次第に小石を凝固して、だんだん巨石となり、河川の浸食作用により地表に露出し、苔むしたたものです。


    昭和52年3月18日、春日天然記念物に指定されました

    同年、11月18日、岐阜県の天然記念物に指定されました

    郷土の伝承

     平安時代

     文徳天皇(在位850-858年)の皇子、惟喬(これたか)親王は、椀・盆・杓子などの木地などを製作する椀生地(わんきじ)を司る役目でした。親王は、江州の君ヶ畑(現滋賀県東近江市君ヶ畑)に住んでおり、藤原朝臣石位左衛門(ふじわらあそんいしいざえもん)は、親王に仕えていました。親王の命を受け、江州から伊吹山を経て美濃(岐阜県)の春日谷へ訪れた際に、椀生地に用いる良質な木材を発見し、一族とともに住み始めました。

     

     石位左衛門は、春日谷から近江の君ヶ畑や京都へ行き来する際、古屋笹又という谷間で、渓流に露出する「さざれ石」を見て「これは珍しい石、目出度い石「である」と見たまま、感じたまま、詠んで奉った歌を残しました。

     

     「わが君は千代に八千代にさざれ石の巌となりて苔のむすまで」

    所在地

    岐阜県揖斐郡揖斐川町春日

    駐車場

    アクセス


    •  名神高速大垣ICから国道417号から県道32号へ

    パンフレット

    お問合せ

    春日振興事務所
    TEL 0585-57-2111