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あしあと

    グランドソフトボール競技 決勝・3位決定戦試合記録(10月15日)

    • 更新日:2012年10月15日
    • ID:3600

    このページ上での大会記録は、公式記録員の発表とは異なる場合があります。ご了承ください。

    公式記録は、ぎふ清流国体のホームページでご覧いただけます。

    (決勝戦)山梨県 × 三重県

    決勝戦
    チーム名1回2回                 3回    4回 5回6回合計安打失策
    山梨県032550
    三重県002230

    試合時間 1時間45分

    • 山梨県チーム  投手:大野 修郎(全盲)、白倉 宏和(全盲)  捕手:宮下 竹男(弱視)
    • 三重県チーム  投手:濱野 彰浩(全盲)、高田 真次(全盲)  捕手:中村 正弘(弱視)  
    • 本塁打   
    • 3塁打  
    • 2塁打  【三重県】加藤 公治(弱視)

    戦評

    山梨県、堅守で6年ぶり3度目の優勝!三重県は連覇の夢消える。

     2回表山梨県は、二死満塁の好機に2番小澤が四球を選び1点を先制、続く全盲大野もフルカウントから四球を選び押し出し、4番宮下の遊適時打で3点目を挙げる。3回は6番全盲長田の四球を足掛かりに無死満塁の好機を作り、9番宮下が左飛犠で全盲長田が本塁へ激走し1点、2番小澤の右前適時打で加点した。

     一方、三重県は5点を追う3回、8番全盲長谷川が四球で出塁、西川・高田も四球を選び無死満塁とし、代打安立の二ゴロの間に2点を返す、続く2番加藤の二塁打等で一死満塁とし逆転するかと思われたが、後続が倒れ熱き戦いに幕を閉じた。

     山梨県は全三試合に選手一丸となり失策ゼロという堅い好守で優勝に華を添える。

    優勝した山梨県チーム

    優勝した山梨県チーム

    (3位決定戦)仙台市 × 鹿児島県

    3位決定戦
    チーム名1回2回                 3回    4回 5回6回合計安打失策
    仙台市0001143
    鹿児島県109313110

    試合時間 1時間40分

    • 仙台市チーム  投手:菅原 喜弘(全盲)、三好 拓也(全盲)、畑山 治(全盲)  捕手:髙橋 利彦(弱視)
    • 鹿児島県チーム  投手:中村 瑞穂(全盲)  捕手:増当 洋(弱視)
    • 本塁打  
    • 3塁打  【鹿児島県】木村 彰彦(弱視)
    • 2塁打  【仙台市】仙波 久夫(弱視)、樽川 徹(弱視) 【鹿児島県】愛甲 隆輔(弱視)2本、満重 義人(弱視)、神田 裕透(弱視)

    戦評

    鹿児島県 気迫の勝利 ぎふ清流大会第三位

     鹿児島県は初回、先頭打者愛甲が内野安打で出塁、敵失も絡めて二死二・三塁とし、この好機に5番田之上の内野安打で先取点を挙げた。3回には、1番愛甲の二塁打、2番木村の三塁打を皮切りに、4番全盲藤崎の内野安打、8番全盲中村の四球を含め、この回打者12人を繰り出し、相手3投手から9点を捥ぎ取り一気に試合を決めた。4回には全盲西村の中前打、代打神田の二塁打で3点を加え勝利を収めた。

     一方、仙台市は相手投手の前に散発4安打と抑え込まれメダルを手にすることが出来なかった。この試合、鹿児島県全盲中村投手の気迫あふれる投球と左翼手全盲藤崎選手の固い守りが光っていた。