アメリカ合衆国ユタ州セントジョージ市との国際交流は、今年で31回目を迎えました。
今年度、揖斐川町からセントジョージ市を訪問した派遣団の活動をご紹介します。
令和元年10月2日(水)~10月9日(水)
セントジョージマラソンには、上記のランナー4人が出場しました。
派遣団一行はセントジョージ市を訪れると、まずはホストファミリーに対面しました。例年、派遣団員は全員、市民ボランティアの方のお宅でホームステイをしながら、セントジョージでの生活を体験します。
期間中は、市内の見どころを訪れたり、州立ディクシー大学を見学したり、市議会を訪問するなどして、セントジョージ市を知り理解を深めます。マラソン前日には、コースや会場を下見したあと、市長が出席する歓迎レセプションに出席し、互いに挨拶を交わすなどしてまちどうしの友情ををさらに深めます。
マラソン当日は、早朝まだ暗いうちにホストファミリー宅を出て、ランナーと応援者はセントジョージマラソンに、派遣団長らは市長とともにメイヤーズウォークに参加します。派遣団は、セントジョージ市民の心のこもったもてなしや支援、沿道の応援に感動し、素晴らしいセントジョージマラソンの運営にも触れ学びました。
4名のランナーは、全員完走しました。
また、馬渕さんは女子総合4位となり、見事入賞しました。
氏名 | 出場枠(いびがわマラソン) | St.G 男女別順位 | St.G 年齢別順位 | St.G タイム |
---|---|---|---|---|
鈴木 聖夫 | 総合男子1位 | 11位 | 3位 | 2時間29分36秒 |
馬渕 裕子 | 総合女子1位 | 4位 | 1位 | 2時間45分06秒 |
林 彪人 | 町内男子5位 | 339位 | 33位 | 3時間20分40秒 |
小森 和恵 | 町内女子6位 | 704位 | 27位 | 4時間11分00秒 |
派遣団のランナーのみなさんから報告書が届きましたのでご紹介します。
今回私は、3年ぶり2度目のセントジョージ訪問となりました。空港で再びガイドさんが出迎えてくれた時、また対面式で再びClydeがハグで出迎えてくれた時は、とても懐かしく、とても嬉しかったです。
肝心なマラソンについてですが、ケガで事前の調整が上手くいかず、出発1週間前までは完走も危うい状態でしたが、何とかギリギリ間に合い、気候も良かったこともあり、前回より良いタイムでゴールすることができました。しかし、自分の中で満足のいく結果ではなかったので、3回目のセントジョージマラソンに向けての意欲が高まっています。
最後になりましたが、このような機会を2度も与えてくださった揖斐川町、いびがわマラソン関係者、セントジョージの方々にお礼申し上げます。
初めて招待選手としてセントジョ-ジマラソンを走らせいただきました。海外マラソンも初めてで緊張と不安がありました。コ-スは難しく今まで経験した事ない痛みが15キロ過ぎからあり最後までもつか心配でしたが、応援してくれる方や順位を教えて下さる方に背中を押していただき4位という順位とベストタイムを出すことができました。景色も絶景でしっかり目に焼き付ける事できました。
ホストファミリーの方も本当に素敵な方で料理も美味しく楽しく過ごすことができました。子供たちも日に日にうちとけ笑顔がみえるようになりとても楽しむことができました。
またホストファミリーの方に会えるよう練習頑張りたいです。
セントジョージマラソンの派遣を通して、海外へ行った経験がないこともあり、貴重な体験をたくさんさせていただきました。なかでも、文化の違いはすごいと感じました。食べ物のボリュームの違いもそうですし、店員さんのゆるさ加減も日本とは違うなぁと実感しました。
アメリカへ行くということで不安なこともありました。僕はホームステイの経験がなく、ファミリーは日本語が全然分からないということもあり、最初はとても不安でした。だけど、ファミリーの方々は携帯のアプリを使って積極的にコミュニケーションをとってくれました。そこから不安はなくなり、ホームステイを楽しむことができました。
セントジョージマラソンは、コースが下り坂というのもあり、足にとても負担がかかります。ゴールした後はしばらく動けませんでしたが、揖斐川マラソンの記録よりも大幅にベストを更新することができたので良かったです。
もうこの派遣団で行くことはできませんが、プライベートでまたセントジョージマラソンに出たいと思いました。今回このような体験ができて本当によかったです!ありがとうございました。
初めての海外マラソン、慣れない環境、ランナーとして最高齢、800mの高低さ、スタート地点とゴール地点の気温差などいびがわマラソンと違うコースと聞いていたので、不安と緊張でいっぱいでした。
走ってみると前半に想像以上の長い登り坂が続くアップダウンがあり、後半急な下り坂が続き足に負担がかかる難しいコースでした。
35kmまでスピードが出過ぎないようになるべく足に負担のかからない様に走り、残り7kmから徐々にペースを上げ、朝日がのぼり真っ青な空と雄大な景色を見ながら沿道の方々のアメリカらしいパワフルな応援にも助けられ、足をつることもなく、元気に楽しく完走することができました。
ホストファミリーは、7人と犬1匹の大家族で、家事や小さな子供さんの送迎など忙しい中でも私達を温かく迎えてくれました。
ご主人のアーロンさんは日本語がペラペラだったので滞在中は何の不安もなく過ごせたのでラッキーでした。
セントジョージ市は玄関に鍵をかけなかったり、トイレに置き忘れたビデオカメラを清掃員の人が追いかけてもってきてくださったりと、治安も日本と同じくらい良く素晴らしいところでした。
高齢な私にも派遣団の一員として参加させていただき、とても素晴らしい体験ができたことを感謝しています。
本当にありがとうございました。
揖斐川町教育委員会社会教育課
電話: 0585-23-0124
ファックス: 0585-22-4496
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