8月15日(状況により中止あり)
揖斐川町三倉
鎌倉時代にはじまったといわれ、源氏の武将達が戦の出陣やあるいは戦に勝利したときの祝いに踊られたものと伝えられる。その他に、氏神の祭りや、祝い事、また、干魃の時には雨乞い踊りとしても踊られたようである。
その後は、人が変わったり不況が訪れたりして次第にすたれていったが、明治の初年、三倉の里に大火があり、踊りの台本が消失してしまった機に復活の機運が高まり、当時の若者に教え伝えたと言われる。
以来、三倉地区の人々が中心となって今日まで伝え、昭和57年12月7日には、岐阜県重要無形民俗文化財に指定されている。
太鼓の踊り手が背負うシナイは4mあまりの竹に和紙をはさんだもので、白、赤、緑の3色に鮮やかに色分けされている。一説には悪魔払いのためのものだといわれている。
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