9月中旬
※日にちなどは変更になることがあります。
桂八幡神社(揖斐川町上南方)
桂古代踊は今から650年前土岐氏が揖斐城を築き、桂に館を建てて住み、桂千軒といわれる程栄えた頃、武将たちが戦勝を祝い、士気を鼓舞するために踊ったのが始まりと伝えられています。背中にシナイを背負い前に太鼓を抱え、笛や太鼓と鐘の音にあわせて踊る勇壮な踊りです。
天文16年揖斐城が落とされ桂の部落が焼かれてからはとだえました。江戸時代には先祖を受け継ぎ、雨乞いの祈願や秋の収穫感謝の踊りとして続けられました。現在の太鼓には、文化7年や嘉永6年のものがあり、古いことが分かります。
明治・大正となって為政者たちが力を入れて継承してくれました。昭和になって戦時中は一時中断してしまいましたが、戦後復興し、揖斐の祭りや神戸の祭りに招かれて踊りに行きました。昭和から平成にかけて、小中学生を加えて踊りの輪を拡大し、平成2年に町無形文化財に指定されました。
社会教育課
TEL 0585-22-2111