平成23年第6回　定例会

　平成23年第6回揖斐川町議会定例会が、8月31日から9月12日までの13日間の会期で開催されました。

　初日には、町長から報告案件2件が報告されたあと、決算案件23件を含む33議案が提出され、提案理由の説明と天羽茂喜監査委員による監査報告が行われました。このうち2議案を可決し、31議案の審査は各委員会に付託されました。

　平成22年度23会計の決算は、9月1日に議員全員で構成する決算特別委員会で審査されました。また、5日に総務文教、6日に健康福祉、7日に産業建設の各常任委員会が開かれ、それぞれ付託された議案が審査されました。

　9日には、4名の議員が一般質問を行いました。

　最終日の12日には、付託された議案の審査結果が各委員長から報告され、質疑・討論・採決が行われました。あわせて、この日町長から提出された一般会計補正予算案と町営住宅建設に関する工事請負契約締結案の4議案も審議され、すべて原案どおり可決されました。

　また、文化会館建設などに関するさまざまな事項を議会独自に調査研究するため、議員7名で構成する「文化会館建設等特別委員会」が設置されました。

　本定例会に提出された議案の主な内容、一般質問および答弁の要旨は次のとおりです。

○揖斐川町スポーツ推進審議会条例

　スポーツ振興法がスポーツ基本法に改められたため、「揖斐川町スポーツ振興審議会条例」の全部が改正され、新たに定められました。

○揖斐川町放送通信ネットワーク施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例

　放送形態により区分されていた関係法が「放送法」に統一されたため、条例中の字句を整理するなどの改正がされました。

○揖斐川町税条例等の一部を改正する条例

　地方税法の一部改正に伴い、寄附金に係る税額控除の拡充、町税の不申告に対する罰則の見直しなどの改正がされました。

○揖斐川町収入印紙等購買基金条例の一部を改正する条例

　役場の会計課窓口で「岐阜県収入証紙」を販売できるよう改正されました。

○揖斐川町災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例

　支給対象となる遺族の範囲に、一定の条件を満たす兄弟姉妹が加えられました。

○揖斐川町営住宅管理条例の一部を改正する条例

　揖斐川町への移住定住希望者のニーズに対応するため、入居者の資格要件を緩和するなどの改正がされました。

○平成23年度揖斐川町一般会計補正予算　　　　　（8月31日提出分）

　1億3690万円増額し、予算額を143億2342万8000円とされました。

○平成23年度揖斐川町一般会計補正予算　　　　　（9月12日提出分）

　台風12号による災害復旧費として4210万5000円増額し、予算額を143億6553万3000円とされました。

○平成23年度揖斐川町谷汲簡易水道特別会計補正予算

　328万1000円増額し、予算額を9368万1000円とされました。

地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定により、次の2件が報告されました。詳しくは別ページに掲載しました。

○平成22年度揖斐川町財政健全化判断比率の報告

○平成22年度揖斐川町公営企業資金不足比率の報告

平成22年度一般会計と21の特別会計、上水道事業会計の決算が認定されました。

決算額等については別ページに掲載しました。

○岐阜県市町村職員退職手当組合規約の変更

　事務所の位置を特定するとともに、組合議会議員の選任方法を変更する案が可決されました。

○揖斐川町過疎地域自立促進計画の変更

　新規事業を追加するなど、計画の一部が変更されました。

○工事請負契約の締結

・仮称　脛永駅前町営住宅建設

(建築)工事

　契約金額　3億3453万円

・仮称　脛永駅前町営住宅建設

(電気設備)工事

　契約金額　5775万円

・仮称　脛永駅前町営住宅建設

(機械設備)工事

　契約金額　6090万円

文化会館建設計画等を調査研究する特別委員会が設置されました。　

委員長　　宗宮哲哉

副委員長　清水政則

委員　　　錦野悦朗　所登喜雄　森本文一　高橋嘉明　杉本一義

　8月9日に第5回臨時会が開催され、一般会計補正予算が可決されました。

○平成23年度揖斐川町一般会計補正予算

　台風6号と5月・7月の集中豪雨による災害の復旧費として1億1159万8000円を増額し、予算額を141億8652万8000円とされました。