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あしあと

    令和2年第5回 定例会【一般質問】

    • 公開日:2020年10月23日
    • 更新日:2020年10月23日
    • ID:9658

    ここが聞きたい 一般質問 【議員4名が町政を問う】

     令和2年9月7日に行われた、本定例会の一般質問および答弁の要旨は次のとおりです。

    災害・事故を未然に防ぐために

    小倉昌弘 議員

    (1)以前に質問した旧本揖斐駅前の横断歩道の改善について、前向きな答弁をいただきましたが一向に進んでいません。国道であるため大型車の通行も多く、危険です。質問の際、二つの安全対策を提案しました。店舗の了解を得て、横断歩道から直接店舗駐車場へ入ることができるようにならないかという提案と、横断歩道移設の提案です。横断歩道移設は、国道でもあり町独自でできるものではないと思いますが、町がどのように対処してきたのか、国・県の対応はどのようになっているのか、この先はどうするのかについて伺います。

    (2)旧中央公民館駐車場内に、直径約30センチメートル程度の枯れた大きな植木が10数本あり、台風や突風で倒れて事故が起きたら大変だと思い、伐採計画などを伺うために一般質問の通告書を提出しましたが、既に撤去されていました。大きな事故になる可能性もありますので、10数本も枯れるまで放置するのでなく、今後はもっと早い対応をお願いします。

    産業建設部長

    (1)旧本揖斐駅前は、町内でも交通量の多い国道でありながら歩道のない箇所となっています。町としては、歩行者の安全を確保するため、国道に歩道を整備する必要があると考え、県に要望を行っているところです。

     店舗の方の了解を得て横断歩道から直接、店舗の駐車場に入れるようにした場合、民地である店舗駐車場内を歩行者、自転車が通ることになり、駐車場内で事故等が発生した場合、責任の所在が問題となることが見込まれます。

     また、横断歩道の移設について、揖斐警察署と協議をしましたが、歩行者の安全を守るための待場の確保、車両通行による危険性、国道における見通しを検討した結果、他に適地がなく、移設をすることは適切でないとのことで、町としても現時点で移設は困難と考えています。

     しかし、安全確保のため、国道の歩道整備にあわせた待場の確保が必要であることから、県において早期に事業化していただくように地元および地権者との調整を行いながら進めたいと考えています。

    総務部長

    (2)旧中央公民館駐車場敷地内の樹木について、令和2年7月20日付けの発注業務で、枯れていた杉は8月中に伐採し、枯れていない樹木は、消毒や剪定をして残しています。

     今後も、公共施設管理について、適正に実施したいと考えています。

    コロナ禍の子どもの心のケアについて

    平井豊司 議員

     新型コロナウイルス感染症の経済的影響はリーマンショックのときより大きく、失業などでストレスを抱える家庭が増え、親が子に暴力を振るうというニュースも見受けます。

     学校は長期間休校になったり夏休みが短縮されたりしました。このことに伴って、親が仕事を休まなければならなくなった家庭などでは生活のリズムが狂い、ストレスを抱えていると思います。

     揖斐川町でも新型コロナウイルス感染者が発生している中、子供たちにおいても風評被害やいじめなどがないか、いじめなどがなくても、相談できないストレスを抱えていないか心配です。ストレスを抱えた子供たちが相談できる体制とともに、子供たちの異常などを見つけてそれに寄り添っていく体制が必然的に大切になると思います。これらの現状と今後の方針について伺います。

    教育長

     新型コロナウイルス感染症拡大防止対策に伴う長期休校後、学校は再開されましたが、現在のところ町内の児童生徒に感染者もなく、子どもたちは順調に学校生活を送っています。

     町では、従来から臨床心理士の資格を有するスクールカウンセラーを2名、スクール相談員を4名、合計6名の職員を心のケアの専門家として各学校に配置し、子どもたちのストレスの解消や不安、悩みを解決していくためのカウンセリングを行っています。

     しかし、現在のようなコロナ禍による家庭環境の変化や学校再開における不安、ストレスに対する児童生徒の心のケアは、常日頃からの気配り、目配りが必要で重要な課題と考えています。

     幸い今のところコロナに起因する相談を受けたとは聞いていませんが、万が一相談があった場合は、精神保健福祉士や臨床心理士などの資格を持つスクールソーシャルワーカーの派遣を、県に要請していち早く相談に対応できる体制を確立しています。県においてもコロナ禍に伴う諸問題が発生した場合など、速やかに専門家を派遣するスペシャリストサポート事業による支援体制が整えられています。

     町では県の『ストップ「コロナ・ハラスメント」宣言』に署名し、広報誌等による啓発を行うことにしています。また、文部科学省の「新型コロナウイルス感染症に関する差別・偏見の防止に向けてのメッセージ」を児童生徒、学校関係者、保護者や地域の皆さんに向けて発出し、風評被害や誹謗中傷が拡散しないように努めていきます。

     今後も、カウンセラー、教員、保護者が連携し、日頃から子どもたちと積極的にコミュニケーションをとることで、コロナに起因するいじめ等の重大な悩みを子どもたちがすぐに相談できる信頼関係、相談体制の充実を一層進めたいと考えます。

    バス運行体系の見直しについて

    宇佐美直道 議員

    (1)7月に開かれた公共交通特別委員会で、土日祝日を無料で運行している路線型バスは、来年3月末で打ち切りとし、新たな運行方法を検討するとの説明がありました。4月まであと半年ですが、どのような形で運行されることを想定しているのか、伺います。

    (2)現在のバス運賃は、路線型バスもデマンド型バスも一律300円に決められましたが、以前のコミュニティバスのときは、区間を越えるごとに100円、200円、300円とされていました。路線型バスの運賃は、揖斐川地区の住民が一番よく利用する同一区間内の100円で行けたところが一挙に3倍に引き上げられ大変な負担増になっています。大野町での岐阜バスの初乗り運賃は160円、大垣市での名阪近鉄バスは180円、池田町のコミュニティバスは無料であり、当町がいかに割高であるかがわかります。委員会で区間毎に運賃が変えられないか質問しましたが、定期券を発行するため一律運賃とせざるを得ないとのことでした。改めて確認しますが、同一区間内運賃の割高感解消のため、運賃を3段階に分けることや定期券も金額にあわせて3種類つくることはできないか、伺います。

    (3)揖斐駅発の路線型バスは本数が少なくなっており、駅で長時間待たされたとの声を多く聞きます。特に午後は4時近くまでバスがない状態ですので、1本でも増便できないでしょうか。または、デマンド型バスの予約は、現在は乗車の1時間前までとされている条件を乗車30分前までに変更できませんか。また、予約していない人の相乗りも認める考えはありませんか、伺います。

    企画部長

    (1)来年度からの土日祝日の運行について、7月13日に議会の公共交通特別委員会でこれまでの土日祝日の実証実験運行の利用状況等を報告させていただき、今後の方針として利用人数や利用目的、運行に係る経費を踏まえて来年3月の廃止に向けて対応していくことを説明しました。現在、各所管課および関係団体や事業者等との協議を進め、対応策を取りまとめています。今後、できる限り早い段階で公共交通特別委員会での説明を考えています。

    (2)路線型バスの運賃について、昨年10月のバス運行開始に際して、運行方法や運賃等の説明をさせていただき、現在の運行形態となっています。デマンド型バスの料金は、近隣の状況も踏まえ、町内一律300円と決めさせていただきました。路線型バスの料金は、デマンド型バス利用者との公平性も考慮し、同一の300円としました。これにより、どちらのバスも利用できる定期券の発行が可能となりました。料金設定の対応では、ある程度の利用者負担は必要と考えます。なお、路線型バスのみ別料金にすると、共通で利用できる定期券の設定と発行が困難となるため、料金の改定は現在のところ考えていません。

    (3)昨年10月からのバス運行の見直しは、いわゆる「空バス」の解消を目的の一つとしており、路線型バスが運行していない時間帯には、デマンド型バスを運行しています。このため、路線型バスの増便については、現在のところは考えておらず、デマンド型バスの利用をお願いしたいと思います。また、デマンド型バスの予約時間は、従前から説明させていただいていますが、広大な揖斐川町の状況を鑑みて1時間前予約とさせていただいています。

    コロナ禍における町政の運営と今後のかじ取り役について

    成瀬雅弘 議員

     新型コロナウイルス感染症の第2波の到来により、揖斐川町も感染者の発生を見ることになりましたが、幸いにも大きなクラスター発生を見ることもなく終息したことは幸いであったと思います。岐阜県の第2波非常事態宣言は解除されましたが、私たち町民もいつ感染者となるかわかりません。

     このような事態の中、新たに町としての対策についてお伺いします。

     先般、揖斐川町長選挙の日程が10月27日告示、11月1日投票と発表されました。

     富田和弘町長は、助役、副町長として宗宮孝生前町長とともに1町5村合併後の難しい町政のかじ取りを担ってこられました。そして、前町長辞職後の選挙を経て町長の職に就かれました。

     給食費の無償化や修学旅行費用の補助など他市町にない手厚い子育て支援対策を実施されました。また、議会を伴っての要望活動により国の直轄事業の潤沢な予算獲得にも大いなる働きをしていただきました。最近ではコロナ感染症により大きく影響を受けている飲食店や事業所への支援や、生活に支障をきたしている町民のため、他市町を上回る支援対策を実施されています。

     このような実績をもとに、次の4年間も町政のかじ取りをしていただけるものと信じています。町長の意向を伺います。

    町 長

     新型コロナウイルス感染症対策について、全国的にはいまだに感染拡大が続いている状況にあります。5月25日に国の緊急事態宣言が解除されましたが、7月に入り全国で感染者が増加、町でも感染者が確認されました。県でも7月31日に県独自の第2波非常事態宣言が出されました。9月1日に感染者が減少傾向にあることから非常事態宣言は解除されましたが、新たな波に備えた対策の実施とともに、『ストップ「コロナ・ハラスメント」宣言』が出されました。

     町では事業者支援による経済対策、子育て世代や高齢者など状況に応じた生活支援対策、災害発生時における避難所対策も含めた感染予防対策の3つの対策事業の早期実施に取り組んでいるところです。町としては、コロナ社会における住民の皆さんの安全安心、生活の確保を第一に考え、町内事業者の皆さんの経済対策や必要なインフラ整備などに引き続き取り組んでいくことが重要であると考えます。

     私は町職員35年、収入役2年4か月、助役、副町長を10年8か月、町長として4年の52年間、町民の皆さん、議会の皆さんにご理解とご協力をいただき、町政に携わらせていただきました。この間、最大の出来事が平成17年1月31日の1町5村の合併でした。町民の皆さんの心を一つにして新たな町づくりをすることが必要と考え、以来さまざまな施策を展開させていただきました。

     町民の皆さんの安全安心生活の拠点となる防災センター兼庁舎の整備、さまざまな住民活動の拠点である地域交流センターはなもも、揖斐川図書館、児童公園「ゆめパーク」の建設など、今必要とされている施設整備を進めるとともに、高齢者等の交通弱者が利用しやすい新たなバス交通として、路線定期型「ふれあいバス」とデマンド型「はなももバス」の併用運行への転換など、町民の皆さんの生活に必要な基盤整備を進めてまいりました。

     また、すこやかベビー祝い金制度や国の保育料無償化に先立ち第2子以降の保育料無償化、小中学校の給食費無料化、修学旅行費の補助、高校生までの医療費無料化など子育て家庭の経済的負担の軽減と支援環境の充実により、子育て環境は日本一と思っています。

     町の貴重な財産である森林については、昭和32年の植樹祭、昭和51年の育林際、平成27年の育樹祭と皇室3代にわたる森づくり事業と、令和への改元を記念して当地域を「揖斐すめらぎの森」と命名する式典を開催し、会場で町民の皆さんが一緒になって森を育て活用するための指針として「100年先の森づくり」宣言をしました。また、揖斐川町のさざれ石も昭和53年に昭和天皇同皇后陛下と皇太子同妃殿下、昨年11月に天皇陛下御即位の記念として天皇同妃殿下にと皇室3代にわたり献上することができました。

     このほか、住民の皆さんが一体となって応援できる岐阜清流国体やスポーツマスターズ、春夏の全国高校女子ソフトボール選抜大会なども実施しました。そして、いびがわマラソンは、多くの町民の皆さんが心を一つにし、おもてなしの心で温かくお迎えされていることが、多くのランナーに好評をいただいている要因と考えます。

     合併して15年が経過し、これまでのさまざまな取り組みにより「つながった町も村も人の輪も」の言葉どおり町民の皆さんの心が一つになれたと思っています。

     今後のまちづくりにつきまして、本年度より都市計画マスタープランがスタートし、第2次総合計画の後期計画、第2期となるまち・ひと・しごと創生総合戦略が来年度よりスタートします。これからのまちづくり、人づくりの主体は地域であり、その取り組みとして公民館を主体の地域づくりも少しずつ各地域で活動が始まっています。

     日本海と伊勢湾、北陸圏と中京圏を結ぶ揖斐川町の生命線となる最重要路線の国道417号冠山峠道路が2023年に供用開始の予定となり、昨年供用を開始した東海環状自動車道大野・神戸インターへのアクセス道路の都市計画道路も明るい兆しであることなど、今後のまちづくりの方向性が見えてきた中、私はその役割を果たすことができたと思っています。

     私自身、今は健康ですが、次の4年間を考えたとき、途中で町民の皆さんに迷惑をかけるのではないかと不安を感じることがあります。総合的に判断して今期をもって身を引き、次期町政は真に揖斐川町を愛し、町民の皆さんのために町政を行っていただける方に委ねることにしました。

     新型コロナウイルス感染症対策も含め、残された任期中、町政運営には万全を期してまいる所存です。

     最後になりましたが、本当に長きにわたりましてご指導ご鞭撻、ご協力を賜りました町民の皆さん、議会の皆さんに深く感謝を申し上げます。ありがとうございました。

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