平成27年第6回揖斐川町議会定例会が、9月4日から11日までの8日間の会期で開催されました。
初日には、町長から2案件の報告と条例制定案や決算認定など40議案が提出され提案説明と天羽茂喜監査委員による監査報告が行われ、このうち5議案を原案どおり可決・同意し、残る35議案の審査は各委員会に付託されました。また、この日議員提出の非核平和都市宣言の制定案ほか2議案も審議され、このうち2議案を原案どおり可決し、1議案については否決されました。
平成26年度23会計の決算認定については、9月7日に議員全員で構成する決算特別委員会で審査されました。また8日には、総務文教・民生建設の各常任委員会が開催され、それぞれ付託された議案の審査が行われました。
2日目の10日には、7名の議員が一般質問を行いました。
最終日の11日には、付託された議案の審査結果が各委員長から報告され、質疑・討論・採決が行われ、すべての議案が原案どおり可決されました。
本定例会に提出された案件の主な内容は次のとおりです。
(なお、一般質問および答弁の要旨は別コンテンツに掲載しています。)
地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定により、次の2件が報告されました。
○平成26年度揖斐川町財政健全化判断比率の報告
○平成26年度揖斐川町公営企業資金不足比率の報告
○揖斐川町総合計画基本構想の議会の議決に関する条例の制定
揖斐川町総合計画基本構想を議会の議決すべき事件とするため、本条例が制定されました。
○揖斐川町個人情報保護条例の一部を改正する条例
行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律が施行されることに伴い、所要の改正が行われました。
○揖斐川町税条例の一部を改正する条例
地方税法等の一部を改正する法律が平成27年3月31日に公布されたことに伴い、所要の改正が行われました。
○揖斐川町手数料徴収条例の一部を改正する条例
行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律が施行されることに伴い、所要の改正が行われました。
○揖斐川町ふるさとの森づくり条例の制定
全国育樹祭を契機として、百年先も持続可能な森づくりを進める基本理念を定めるため、本条例が制定されました。
○揖斐川町非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例
消防組織法の改正により本条例で引用している条番号が変更されたことに伴い、所要の改正が行われました。
○平成27年度揖斐川町一般会計補正予算(第2号)
補正額 2億7,254万2,000円増額
補正後予算額 152億170万1,000円
○平成27年度揖斐川町谷汲簡易水道特別会計補正予算(第1号)
補正額 1,047万円増額
補正後予算額 8,787万円
○平成27年度揖斐川町北部簡易水道特別会計補正予算(第1号)
補正額 124万5,000円増額
補正後予算額 1億6,714万5,000円
○平成27年度揖斐川町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)
補正額 488万1,000円増額
補正後予算額 13億8,638万1,000円
○平成27年度揖斐川町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)
歳出科目間の増減のため、予算額の増減はありません。
○平成27年度揖斐川町町営住宅事業特別会計補正予算(第1号)
補正額 350万円増額
補正後予算額 7,290万円
○平成26年度一般会計および21特別会計と上水道事業会計の決算認定
合わせて23会計の決算が認定されました。
決算額等の詳細については、「広報いびがわ」平成27年11月号28・29ページをご覧ください。
○工事請負契約の締結
揖斐地区特環公共下水道事業終末処理場土木工事
契約金額 3億9,096万円
契約の相手方 西濃建設株式会社
○工事請負契約の締結
揖斐地区特環公共下水道事業終末処理場建築工事
契約金額 1億6,578万円
契約の相手方 西濃建設株式会社
○揖斐川町過疎地域自立促進計画の変更
新規事業の追加により、計画の一部が変更されました。
○人権擁護委員の推薦
次の方を推薦することに同意されました。
森川 誠さん(脛永)
○揖斐広域連合規約の変更に関する議決事項の変更
平成27年第4回定例会で議決を経た規約変更について、修正が必要なため、所要の変更が行われました。
○揖斐川町議会会議規則の一部を改正する規則
男女共同参画を考慮した議会活動を促進するため、出産の場合の欠席の届出について新たに規定する改正が行われました。
○揖斐川町非核平和都市宣言の制定
次の宣言が制定されました。
「清流揖斐川の水と豊かな森林資源に恵まれたふるさとを持つ私たちは、戦後70周年にあたり、二度と戦争の惨禍が起きることのないように願うとともに、唯一の被爆国として、地球環境と生態系の破壊をもたらす核兵器の脅威が、今もなお続いていることを深く憂慮するものである。そのために、平和憲法を守り、非核三原則を厳守し、核兵器全面禁止と廃絶に向けて努力するものである。揖斐川町議会は、被爆70周年にあたり、すべての核兵器と戦争をなくすことを訴え、世界の人々と共に、真の恒久平和が達成されることを願い、ここに「非核平和都市」を宣言する。」
○揖斐川町住民投票条例の制定
常設型の住民投票条例の制定について議員提案がありましたが、採決の結果、賛成少数により否決されました。
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